gvSIGの学習サイト
今回は、FOSS4GのひとつであるgvSIGの学習サイトについて紹介します。gvSIGは、空間検索、ジオプロセシング、ネットワーク分析などが可能なGISソフトウェアです。ちゃんと使ったことがないのでわかりませんが、ベクトルデータを使った人文地理的な解析に強いという印象があります。日本語による解説サイトはあまりないので、あまり使う機会がない人が多いかもしれません(今回紹介するサイトも英語です)。
gvSIGについては、https://live.osgeo.org/ja/overview/gvsig_overview.html が詳しいです。
ちなみに、ソフトウェアのダウンロードは、http://www.gvsig.com/en から行うことができます。 Windows, Mac, Linuxに対応とのことです。
gvSIG blogで学ぼう!
gvSIGに関する様々な情報が掲載されているgvSIG blogには、入門ユーザー向けにgvSIGの使い方を英語で紹介している Free course about crime mapping. GIS for criminology
というページがあります。
教材は、ミゲル・エルナンデス・デ・エルチェ大学(スペイン)の方による数分のレクチャー動画でまとめられ、すべてyoutubeから閲覧できます。 現在16の動画教材があり、gvSIGで可能な解析などを用途別に学ぶことができます。
16の内容は以下のようになっていて(誤訳があったらすみません...)、上記のページから閲覧できます。
- gvSIGの概要(インターフェースや機能の紹介)
- データの表示と操作
- ナビゲーションと選択ツール
- レイヤの作成
- データのビジュアライズとプロセッシング
- シンボルライブラリの作成
- 人口の計算
- ロスモ アルゴリズム(犯罪情報系の分析?)
- ジオプロセッシング(点パターン分析、平均再近隣距離分析?)
- コドラート法による犯罪発生地点の分析
- ブロックによる犯罪発生地点の分析
- カーネル密度推計
- 時系列データの分析
- gvSIGでストリートビューを使う
- データ分析のための新規スクリプトツール
- gvSIGでRを使った犯罪情報の可視化
とても有用な学習サイトですね。私自身もしっかりgvSIGを使ったことがないので、これを機に勉強してみようかなと思っています。その際は、このブログでも紹介しようかなと思ったり....。